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インドネシア:Asiamet社、銅プロジェクトの資金調達交渉が順調に進んでいると発表
英国上場の銅鉱山会社であるAsiamet Resources社は、2021年8月20日、中央Kalimantan州のBKM銅プロジェクトに関して、優秀な投資家の少人数グループとのプロジェクト開発パートナーシップに向けて「確かな進展」があると報告した。
同社によると、関係する5社が秘密保持契約を締結し、様々な段階でデューデリジェンスを行うと同時に、プロジェクトの資金調達から建設までを視野に入れた取引の構築に向けて、商業パートナーとしての話し合いも進められている。
また、欧州及びアジアの複数の鉱業金融機関との協議も進んでいる。最初の反応は良好で、ESG認証を受けた鉱山プロジェクトへの融資に強い関心を示している。
BKM銅プロジェクトは、223.4mUS$を投じて開発する予定で、少なくとも9年間、LMEグレードAの銅カソードを年間20~25千t生産する能力を有する。早ければ2023年末に生産を開始する予定である。
BKM鉱床の開発に加えて、同社はBKZ多金属プロジェクトで多金属鉱石を採掘し、製錬所や金属回収工場に供給する可能性も検討している。
