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2021年8月30日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、20mA$を投じて鉄鉱石運搬列車の運転士を200人養成するプログラムをWA州Port Hedlandで開始

 2021年8月25日付けの地元メディアによると、BHPは20mA$を投じ、WA州Port Hedlandで鉄鉱石運搬列車の運転士を養成するプログラム「Rail Academy Traineeship Program」を開始したことを明らかにした。同プログラムは10か月間の集中訓練コースを実施することによって今後の3年間に合計200人の運転士を養成するというもので、今回実施される初回コースでは、54人の同社従業員が受講する。同社は同プログラムが、現在、鉱業界の課題とされている技能保持者の不足に対する同社の取り組みの一つであるとしている。また、WA州Mark McGowan首相は同プログラムについて、WA州政府がCOVID-19流行を背景に他州からのFly-in Fly-Out(FIFO)の勤務形態による労働者を今後も継続的に減らす姿勢である中、WA州において職業訓練コースを実施することは同政府の雇用計画に整合するものであるとして、歓迎の意を示した。BHPによると、同社は同プログラムの受講生募集において、5,000人以上もの応募を受理したとしている。

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