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パナマ:Cobre Panamá銅鉱山のロイヤルティ引き上げ等を目的とする交渉が開始
2021年9月1日付け報道によると、パナマ政府および加First Quantum Minerals社の現地法人であるMinera Panamá社は、Cobre Panamá銅鉱山の操業に係る契約の再交渉を正式に開始した。Cortizo大統領は2019年の就任以前より、同事業の公益性を高めるため契約書の見直しが必要であると主張しており、今回の争点はロイヤルティ率引き上げのほか、環境、労働、地域開発等に関する項目が含まれている。Ramón Martínez貿易産業相によると、今回の交渉により、同国でのプレゼンスと銅山開発の条件を定める完全に新しい契約が交わされるとされ、公正な契約が成立しない場合は他の企業に鉱山を引き渡すよう要請する可能性を示唆した。Minera Panamá社の交渉担当者は声明において、公共利益と同社が有する法的権利のバランスが取れた交渉となることを期待すると述べた。
