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- 鉱種:
- ジスプロシウム テルビウム レアアース/希土類 ネオジム
チリ・ペルー:Hochschild Mining社、チリAclaraレアアースプロジェクトの生産開始見通しを発表
2021年9月9日付け現地紙によると、ペルーに拠点を置くHochschild Mining社は、2019年に同社が100%の権益を取得したチリBiolantanidos社のBiolantanidoレアアースプロジェクトを、Aclaraプロジェクトへと名称変更したほか、2023年の生産開始を見込んでいることなどを発表した。
Hochschild Mining社によれば、本プロジェクトはジスプロシウム(Dy)、テルビウム(Tb)、ネオジム(Nd)などを豊富に含むイオン吸着鉱を対象としており、Pencoユニットについては、2021年第4四半期に環境許認可の取得予定のほか、Ausenco社によるPEAを実施した結果、初期投資額119mUS$、マインライフ11年となることが見込まれ、2022年のFS実施、2023年1月のプラント建設開始を経て、2023年第4四半期に操業が開始される見通しとなっている。
さらに、その他のユニットにおいても段階的な探鉱や開発に取り組み、2027年以降に生産開始が見込まれている。
