その他：World Platinum Investment Council、2021年のプラチナの需給バランスは190千ozの供給過剰と予測

　2021年9月9日付けのプレスリリースによると、World Platinum Investment Council（WPIC）は、プラチナの2021年第2四半期の需給動向及び2021年通期の需給予測を公表した。第2四半期の需要は前年同期比23％の増加。経済復興が加速し、自動車・工業・宝飾品分野が需要をけん引。一方、供給についても、新型コロナウイルス感染拡大下での操業制約の改善により55％増加し、1年ぶりに供給過剰となった。2021年通期でのプラチナの供給量は2020年比17％増の7,943千ozと予測、パンデミック前の水準を下回るレベルに留まる見通し。需要は2020年比1％増の7,753千ozと予測し、この結果、2021年のプラチナ需給バランスは190千ozの供給過剰になる見通し（前回の予測は158千ozの供給不足）。