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2021年9月21日 北京 塚田裕之

中国:新エネルギー車普及に伴い、充電スタンドも設置加速の見通し

 2021年9月13日付け報道によると、新エネルギー車の充電スタンドは新エネルギー車発展の基盤であり、電気自動車(EV)の普及に伴い、関連施設である充電スタンド設置数も増やす必要がある。
 2021年9月10日に中国EV充電インフラ施設促進連盟が発表した2021年8月の充電スタンド設置数によると、対前月比で公共エリア向け充電スタンドが3.44万基増となり、対前年同月比66.4%増加した。
 全国の充電スタンド設置数は急速に伸びている。湖北省能源局も、「湖北省新エネルギー車充電インフラ施設の建設運営管理暫定方法」を公表し、その中に、今後住宅の駐車スペース、公共の駐車スペース、高速道路及び一般国道・省道にあるサービスエリア等で、一定の割合にて新エネルギー車充電用設備を設置する必要がある。このうち、新築の住宅団地駐車スペースには100%充電施設を設置または設置予備条件を備える必要がある。
 中国充電連盟(EVCIPA)の統計値によると、2020年の個人向け充電スタンド設置数は全体の52%を占めているように、現在、中国国内の充電スタンドは主に個人向けが多く、2016~2020年にその設置数が伸びた。
 中国充電連盟(EVCIPA)の統計値によると、2020年の国内の充電スタンド市場では、直流電気スタンドは約30.9万基(61.7%)、交流電気スタンドは約49.8万基(38.3%)である。
 充電スタンド業界の成長は新エネルギー車のそれに従うものであり、新エネルギー車の保有数上昇に伴い、充電スタンドの保有数も伸びる可能性がある。2021年上半期の海外の新エネルギー乗用車の合計販売数は254.68万台で、2020年通年の78.6%に達し、海外自動車市場の6.3%を占めている。電気自動車(EV)の時代が訪れるのに伴い、充電スタンドも追いつく必要がある。
 2021年6月までの国内の充電スタンド数は、公共向けが95.05万基、個人向け(自動車とリンク設置)が106.42万基、合計201.5万基であった。現在の自動車と充電スタンドの比率は3(自動車台数は2021年6月の新エネルギー車の保有台数に基づく)であり、「発展ガイドライン」の中に設定した2020年充電スタンド総数は480万基、自動車と充電スタンドの比率1.04という目標まで依然大きな差があり、設置ペースが速まるとみられている。

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