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2021年9月27日 サンティアゴ 兵土大輔

アルゼンチン:政府、鉱業プロジェクトのために輸出税制度を見直し

 2021年9月21日付け地元メディアは、政府が鉱業プロジェクトのために輸出税制度を見直すと報じた。この見直しは、政府がアルゼンチンの財政競争力を高めるために、2020年8月から取り組んでいる鉱業開発(Pedma)の戦略計画の一環とされる。また同メディアは、鉱業事務局、経済省、鉱業会議所が輸出税制度の適用について議論するグループを立ち上げたと報じた。
 アルゼンチンにおける鉱業の輸出税は、2020年に金及び銀を12%から8%に、その他の金属を最大4.5%に引き下げられている。2021年9月、生産開発省のAlberto Hensel鉱業長官は、「複数の鉱物を輸出することでより多くの収入につながれば、財政面の増加につながるだろう。」と会議で強調したと述べている。

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