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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン その他 リチウム
2021年9月27日 リマ 初谷和則

ペルー:Castillo大統領、訪問先の米国で鉱業推進や外国投資歓迎を明言、国有化や接収を否定

 加American Lithium社は、Clark CEOやKoble米国操業担当GM、Solisペルー操業担当などの同社代表団が、国連総会への出席などを目的として米国を訪問中のCastillo大統領と2021年9月21日に会合したことを明らかにした。
 会合においてCastillo大統領は、ペルー政府は今後も鉱業セクターを推進する方針であり、国有化や接収などを行う計画は存在しないとコメントしたほか、American Lithium社の活動を支持するとし、ペルーはエネルギーの新たなパラダイムにおいて、金属供給の世界的リーダーになる可能性を多いに有すると述べた。また、ヒトや自然環境を保護する一方で地域や国の経済発展を推進する明確なルールを有するペルーへの外国投資を歓迎すると表明した。
 Clark CEOは、同社が世界的なリチウムやウラン案件(Puno州FalchaniリチウムプロジェクトおよびMacusaniウランプロジェクト)の持続的な開発計画について、非常に建設的な対話を行うことができたとコメントしたほか、Castillo大統領は鉱業セクターを含む国の発展や、ペルーをグリーンエネルギーによるイノベーションの世界的リーダーとすることに、明確かつ深い責任感を持って取り組む姿勢であると伝えた。

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