ペルー：中央準備銀行総裁、鉱業なくして2022年の投資はマイナス成長とコメント

　2021年9月21日、ペルー鉱業技師協会（IIMP）主催のイベント「PERUMINへ向けて」に出席した中央準備銀行（BCR）のVelarde総裁は、ペルーにおける民間投資は2022年にゼロ成長となる見込みであり、仮に鉱業投資が存在しない場合マイナス成長に陥ると述べた。
　総裁は、鉱業セクターはここ20年来ペルー経済を支え、GDPの10％、輸出高の60％に貢献してきたとした一方で、経済成長が社会格差の是正に反映されなかったともコメント、特に教育、医療、法務に係る社会サービスが改善されなかったことは許され難いことだと述べた。
　さらに総裁は、大統領や内閣、経済財務省は持続的な経済成長の推進計画に必要なリーダーシップが不足していると指摘、成長は国が率先すべき持続的なプロセスであると述べた。