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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ウラン
2021年9月29日 モスクワ 小松弘希

ロシア:Rosatom社傘下Dalur社、Khokhlovskoe鉱床でのデジタル技術を活用したウラン採掘を開始

 2021年9月21日付けの地元報道等によると、Dalur社(Rosatom社鉱業部門のARMZ Uranium Holding社傘下)は、Khokhlovskoe鉱床(クルガン州Shumikhinsky地区)においてデジタル技術を活用したウラン採掘を開始した。
 具体的には、In Situ Leaching(ISL)法によるウラン鉱床の開発管理において、デジタル技術を活用する。同取り組みは、採掘の費用対効果の向上を主な目的とし、Rosatom社の統一デジタル戦略の一環として、ARMZ社の専門家が国立原子力研究大学MEPhI付属セヴェルスク工科大学の研究者と共同で実施している。
 Rosatom社による当該デジタル技術パッケージの一つに、Smart ISL Polygon技術が含まれている。
 ブリヤート共和国Bauntovsky Evenki地区にある鉱床の開発に従事するKhiagda社は、ARMZ社傘下の企業として初めてSmart ISL Polygon技術を導入した。現在、クルガン州のKhokhlovskoe鉱床において実施されているプロジェクトは、既に同共和国において有効性が実証されたもの。
 同技術の活用により、オペレーターは主要管制塔においてあらゆる技術プロセスを制御でき、また、現場の吸着回収施設およびISL施設で行われる全工程をモニター越しに確認することができる。
 また、開発中の鉱区の採掘・地質条件を正確に評価することや、開発に係る分析・予測、地質モデリングに応じてシミュレーションを行うことで、開発計画の立案に際して迅速な決定を行うことが可能となる。
 将来的には、Dalur社が開発中のクルガン州の他の鉱床においても、同技術の導入が期待される。

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