閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年9月29日 モスクワ 小松弘希

ロシア:Ufaleynickel社、Serovニッケル鉱山を競売へ

 2021年9月22日付けの地元報道等によると、廃業したVerkhny Ufaley市の中心的企業Ufaleynickel社が所有するSerovニッケル鉱山の資産が競売にかけられている。資産価値は、現在、201mRUB(ロシア・ルーブル)である。
 同鉱山はスヴェルドロフスク州Serov地区に所在し、かつては2つの製錬所(Rezhnickel社、Ufaleynickel社)の原料となる鉱石の供給元であった。
 売却対象には、土地、建造物、交通・ITインフラ、ボーリング孔、機械・設備、さらにはオフィス機器や家具に至るまで、鉱山における全資産が含まれる。なお、資産の一部はTrust銀行の担保とされている。
 競売は、資産価値336mRUBから開始され、入札者がいなければ、同価格が10%になるまで行われる。まお、入札の受付は2021年11月12日までを予定している。
 Serov鉱山の生産は2017年に停止し、これに伴いUfaleynickel社も事業を停止した。2019年に同社は破産宣告を受け、連邦地下資源利用庁(Rosnedra)がSerov鉱床開発ライセンスを取り消し、当時373mRUBで初の鉱山売却が試みられた。
 Ufaleynickel社の工業用地は、2020年に398mRUBで売却された。かつての同社の敷地には新たに金属亜鉛生産プラントCAREPLANTが建設され、2023年に操業を開始する予定である。

ページトップへ