加：IAMGOLD社、2050年までに温室効果ガス排出量ネット・ネガティブへ

　加IAMGOLD社は、2021年9月27日付けプレスリリースの中で、気候変動対策として2050年までに事業活動に伴う温室効果ガス（GHG）排出量をネット・ネガティブとすることを宣言し、包括的なグローバル目標を明らかにした。同社はまず、最大のGHG排出源とされる大型車や軽自動車、発電源に関するオプション等を検討することで、Scope 1及びScope 2における排出量を限りなくゼロに近づけることを目標に掲げている。本取り組みは2025年に見直され、その際Scope 3についても検討がなされる予定。同社はまた、カーボンシンク（炭素吸収源）として期待される生物多様化事業に投資することにより、大気中からのGHG除去を狙う。同社は2022年末までに、本目標達成に向けたロードマップを策定するとしている。