ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- リチウム
インドネシア:中国Chengxin社、インドネシアでリチウムプロジェクトを計画
2021年9月24日付け現地メディアによると、中国のChengxin Lithium(盛新锂能)社は、海外での生産能力の構築を目指し、インドネシアでの350mUS$のリチウムプロジェクトの65%の株式を取得すると発表した。
Reuters通信によると、この工場は、電気自動車(EV)のバッテリーに使用されるリチウム・ケミカル(lithium chemicals)を製造するもので、中央Sulawesi州のインドネシアMorowali工業団地(IMIP)に設置される。
深圳証券取引所への報告によれば、Chengxin社はシンガポールStellar Investment Pte社が同プロジェクトの35%を保有し、PT ChengTok Lithium Indonesiaという名前で合弁会社を設立する。この合弁会社は、水酸化リチウムを年間50千t、炭酸リチウムを年間10千t生産する予定である。原料の調達先については明らかでない。
Chengxin社にとって、今回の投資は、同社のリチウム塩事業の生産能力を大幅に拡大するものである。同社は、このプロジェクトが稼働した後は、同社の収益及び利益が大幅に増加するとした。