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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年9月30日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:PT PLN、PT ATSニッケル製錬所の電力を再生可能エネルギーで供給

 2021年9月25日付け現地メディアによると、国営電力会社PT PLNは、PT Anugrah Tambang Smelter(ATS)が中央Sulawesi州Palu経済特区で開発しているニッケル製錬所に、最大170MVA(メガボルトアンペア)の電力を供給することに合意した。PT ATSは、シンガポールSilkroad Nickel社の現地法人である。
 PT PLNのSulawesi、Maluku、Papua及びNusa Tenggara地域担当ビジネス・ディレクターのSyamsul Huda氏は、同社がPT ATS製錬所に供給する電力は、PT PLNによる再生可能エネルギー証明書の発行によって証明され、国際機関のTrigsによって検証される再生可能エネルギー源から供給されると述べた。Trigsによれば、Poso、Pasangkayu、近隣の南Sulawesi州にある3つの水力発電所から電力を供給する。
 PT ATSがニッケル銑鉄製錬所を開発しており、PT PLNからの電力供給は2021年8月に初期容量5.54MVAで開始され、徐々に増加して2023年8月には170MVAに達する見込みであると報じた。本プロジェクトには600mUS$が投資されている。
 Syamsul氏は、再生可能エネルギーによる電力供給の需要があまりないことを認め、Sulawesi、Maluku、Papua及びNusa Tenggara地域では、再生可能エネルギーによる電力供給を必要とする顧客は約20%に過ぎないと指摘している。

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