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鉱種:
2021年10月4日 リマ 初谷和則

ペルー:南部鉱物輸送道封鎖を巡って、MMG社や政府の対応が続く

 2021年9月27日、MMG社がCusco州Chumbivilcas郡における南部鉱物輸送道封鎖により、Las Bambas銅鉱山の操業を停止する可能性があるとの声明を発表した一方、首相府は同日夜、WebサイトにおいてMinera Las Bambas社やエネルギー鉱山省の代表者らと本問題の解決に向けた協議を行ったと発表した。さらに首相府は、本協議においてMinera Las Bambas社が「社会争議地域のコミュニティのニーズを満たすための、新たな提案を策定する」ことを約束した旨明らかにした上で、同社と地域コミュニティの双方に対し協議継続を呼びかけた。
 ペルー鉱業技師協会(IIMP)のGobitz会長は、Las Bambas銅鉱山の生産量が400千t/年であることを考慮すると、本鉱山が操業を停止した場合、銅地金の販売における損失額は9mUS$/日にのぼるほか、本鉱山への財やサービスのサプライチェーンを構成する企業や、鉱業ロイヤルティの納付先である政府まで幅広く影響が及ぶと説明した。
 Apurimac州のLantaron州知事は、同鉱山が操業を停止した場合、Apurimac州に対する24~30mPEN(ソーレス)/月の鉱業Canon交付が停止する可能性があるとし、政府は南部鉱物輸送道を対象として非常事態宣言を発出すべきだと意見した。

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