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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2021年10月4日 シドニー Whatmore康子

豪:2021/22年度における鉱物資源輸出額が、豪ドル安やコモディティ価格の高値などによって349bA$と過去最高水準に達する見通し

 2021年9月30日付けの地元メディアによると、豪州の2021/22年度における鉱物資源の輸出額が、豪ドル安やコモディティ価格の高値などに基づき2020/21年度比14%増の349bA$と、過去最高の水準に達する見通しであることが、豪連邦政府による四半期報告書の最新版「Resources and Energy Quarterly: September 2021」で明らかになった。鉄鉱石価格は、2021年6月に230US$/tと過去10年間における最高値となった後、現在は値下がりが続いているが、2020/21年度と2021/22年度の平均価格はそれぞれ140US$/t、115US$/tとなると同報告書では予測されている。また、同報告書は豪州の石炭輸出に関し、中国が豪中間の貿易摩擦などを背景に2020年10月頃より豪州産石炭の輸入に制限を設けた後に「日本や韓国、欧州など中国以外の市場におけるサプライチェーンの拡大を定着させた。」と分析しており、現在、上昇が続く石炭価格について、2020/21年度と2021/22年度には原料炭がそれぞれ123US$/t、176US$/t、一般炭が76US$/t、98US$/tの平均価格となると予測している。一方、同報告書は2022/23年度の鉱物資源輸出額について、「COVID-19流行が収まった後に鉱物資源の生産量が増加し、コモディティ価格が値下がりする見通しであることなどから、299bA$に低下する。」と予測している。

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