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2021年10月6日 モスクワ 小松弘希

ロシア:Baimsky採鉱選鉱コンビナート建設への総投資額は8bUS$となる見込み

 2021年9月28日付けの地元報道等によると、Baimsky採鉱選鉱コンビナート(チュクチ自治管区)建設への総投資額は8bUS$で、ライセンス費用を除く約35bRUB(ロシア・ルーブル)を、銅生産企業KAZ Minerals社が投資を行うと同社のGeorgy Fotin業務執行取締役が伝えた。
 KAZ Minerals社は、Rosatom社と共同で、コンビナートの操業開始を可能にする4基の浮体式原子力発電ユニットを建設する。またChaun湾において、浮体式原子力発電所の配置用ターミナルの建設や、コンビナートへの貨物受入用ターミナルの建設を行う港湾整備を予定している。
 また、プロジェクトの一環として新たに航空機用の滑走路を建設し、2021年末に運用を開始する。年間を通して通行可能な自動車道路について、第一区間(コンビナートからBilibino市までの200km間)を自己資金で建設し、第二区間(Bilibino市から港までの200km間)は極東コンセッション方式を活用して建設する。
 KAZ Minerals社は、チュクチ自治管区Peschanka鉱床を供給源とするBaimsky採鉱選鉱コンビナートの操業開始を2027年に予定している。同鉱床の資源量は銅9.5百万t、金16.5百万ozである。民間投資額は519bRUBを見込む。コンビナートへの電力供給のため、Atomflot社(Rosatom社傘下)は、4基の最新の浮体式原子力発電ユニット(出力は各基106MW以上)を納入し、最初の2基は2027年初めまでに、3基目は2028年初めまでに、4基目は2031年初めまでにNaglyoinyn岬周辺で稼働開始する。電力供給プロジェクトの総投資額は150bRUB以上となる。

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