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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年10月7日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:豪Nickel Mines社、Angelニッケル・プロジェクトの株式の追加取得を完了

 2021年10月5日付け現地メディアによると、豪Nickel Mines社は、北Maluku州のインドネシアWeda bay工業団地(IWIP)にて建設中のAngelニッケル・プロジェクトの100%所有者である、シンガポールの持ち株会社Angel Capital Private社の株式30%の追加取得を完了したことを発表した。
 Angelニッケル・プロジェクトは、4基の次世代ロータリーキルン電気炉(RKEF)ラインで構成され、年間36千tのニッケル生産量と380MWの発電所を有する。
 取得費用は210mUS$であり、Nickel Mines社のAngelニッケル・プロジェクトの直接所有権は80%となった。これにより、同社はRKEFの全てのニッケルのプロジェクト(Angel Nickel、Hengjaya Nickel、Ranger Nickel)で80%の権益を保有することになる。残りの20%は、同社の筆頭株主かつ戦略的パートナーである、世界最大のステンレス生産会社、中国青山集団(Tsingshan)のグループ会社であるShanghai Decent Investment社が保有する。
 Angelニッケル・プロジェクトは、遅くとも2022年10月までには試運転を開始する予定である。操業開始後、同社の名目生産量は2倍以上となり、年間のニッケル金属生産能力(100%ベース)は30千tから66千tに増加する。また、世界のニッケル生産会社のトップ10に入り、事業基盤も多様化する。また、380MWの自家発電所は、電力コストを20%削減することができ、既存のHengjayaニッケル及びRangerニッケル・プロジェクトよりも操業コストが低くなる見込みである。

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