閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年10月12日 ロンドン 倉田清香

その他:INSGのニッケル需給予測、2021年は134千tの供給不足、2022年は76千tの供給過剰

 2021年10月1月及び4日、新型コロナウイルスのためオンラインで国際ニッケル研究会(INSG)が開催され、2021年及び2022年のニッケル需給予測について協議が行われた。その結果、2021年及び2022年のニッケルの需給バランスについて、2021年は134千tの供給不足、2022年は76千tの供給過剰と予測した。
 供給サイドについて、ニッケル鉱石生産量は、2020年には主にインドネシアの鉱石の輸出禁止により減少したが、2021年には回復し、2022年には引き続き増加すると予測した。インドネシアや他地域で開発されているHPALプロジェクトが世界の鉱山生産量をさらに増加させるとしている。
 一次ニッケル生産量は、2020年は2.491百万tであったのに対して、2021年は2.639百万t、2022年は3.120百万tに達すると予測した。しかし、これらの生産量の予測(特に中国とインドネシア)に関しては不確実性があるほか、生産停止の可能性に係る調整要因は考慮していないとしている。
 需要サイドについて、一次ニッケル消費量は、2020年が2.384百万tであったのに対して、2021年は2.773百万t、2022年は3.044百万tに増加すると予測した。

ページトップへ