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インドネシア:投資大臣がBASF社とニッケル・コバルト精錬プロジェクトについて会談
2021年10月11日付け現地メディアによると、Bahlil Lahadalia投資大臣は、独BASF社とFrankfurtで会談し、BASF社がインドネシアで電気自動車(EV)用電池の原料となるニッケル・コバルトの精製コンプレックスを開発する計画に全面的な支持を表明した。
同氏によると、BASF社は仏Eramet社と共同で、北Maluku州Halmahera Tengahに高圧硫酸浸出法(HPAL)製錬所とベースメタル製錬所(BMR)を開発し、EV用バッテリーの中間材料であるニッケルとコバルトを生産する。また、BASF社の投資計画を全面的に支持するとした上で、ライセンスや投資インセンティブについては、引き続きプロジェクトが完了するまで、協力を行うとした。
本プロジェクトで、年間42千tのニッケルと5千tのコバルトを生産する。
