豪：WA州政府、Goldfieldsの資源産業における人材育成の支援として、職業訓練専門学校Central Regional TAFEの訓練施設を拡大へ

　2021年10月19日付けの地元メディアによると、WA州政府は、同州の東南部に位置するGoldfieldsの資源産業における人材の育成を支援するために、10mA$を拠出して職業訓練専門学校Central Regional TAFEの訓練施設を拡大することを明らかにした。同政府は、この拠出額のうち7mA$を同TAFEのKalgoorlieキャンパスで工場整備士やエンジニアの訓練施設を新設することに割り当て、2mA$を同キャンパスにおける専門訓練機器の購入に、1mA$を建物の改修に割り当てるとしている。同キャンパスにおける新訓練施設は2022年11月に建設が完了し、2023年の1学期から訓練を開始するとされている。豪州の鉱業界では技能保持の人材が不足しており、WA州においては今後2年間に鉱業技能保持者が4万人必要とされているが、雇用紹介・コンサルタント企業Mining People社が2021年7月に行ったアンケート調査によると、調査対象者の48％が、これらの人材不足を解消するためには新規被雇用者の訓練を行うことが最も有効であると回答したとされている。