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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2021年10月25日 ヨハネスブルグ 原田武

南ア:Transnetのロジスティックの課題、鉄鉱石や石炭の輸送の支障が顕在化

 2021年10月21日付けメディアによると、南ア鉄鉱石生産者Kumba Iron Ore社(Anglo American傘下)は、輸送関連の問題から鉄鉱石の輸出が滞り、貯鉱量が増す傾向があると話す。同社は北Cape州に2つの鉄鉱石鉱山SishenとKolomelaを擁し、南アの西海岸に位置するSaldanha港(西Cape州)及び鉱石を輸送する鉄道は、国有鉄道会社Transnet社が管理運営する。近年、同社の施設については、メンテナンス等の問題で十分な能力が発揮できずにおり、鉄鉱石だけでなく石炭などの主要鉱産物のロジスティックにおいて問題が顕在化している。Kumba社は、2021年第3四半期の実績報告の中で、山元での鉄鉱石生産は前期比増であるが、Transnet社によるSaldanha港の改修工事などの影響で、販売量(11.1百万t)は前期比9%減となったと報告した。年間販売量のガイダンスも設定量39~40百万tの下限の値になると予想している。

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