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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト その他
2021年10月26日 ロンドン 倉田清香

英:Rio Tinto、2021年度第3四半期生産実績等を発表

 Rio Tintoは、2021年10月15日付けで2021年度第3四半期の生産実績を発表した。2021年第3四半期の銅鉱石の生産量は、前年同期比3%減の125.2千tであった。これは、新型コロナウイルスの影響の長期化に伴うチリEscondida銅鉱山の回収率及びスループットの低下によるものであるが、米Kennecott銅鉱山の回収率及び品位の向上、モンゴルOyu Tolgoi金・銅鉱山のパフォーマンス向上及び処理量の増加により一部相殺された。アルミニウムの生産量は、前年同期比3%減の774千tであった。加BC州Kitimat製錬所で発生したストライキの影響によるものだが、同製錬所とKemano水力発電施設を含むBC州での操業拠点について新たな集団労働協約を締結したため、徐々に生産再開する予定である。
 また、2021年の生産ガイダンスについても修正し、銅鉱石は500~550千tから500千t以内に、銅精鉱は210~250千tから190~210千tにそれぞれ下方修正した。アルミニウムは3.1~3.3百万tで据え置いている。

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