ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 銅 亜鉛
ボリビア:COMIBOL理事会、Minera Colquiri社の亜鉛精鉱の湿式製錬実施を承認
2021年10月27日付け政府メディアによると、Mendozaボリビア鉱山公社(COMIBOL)総裁は、理事会本会議で、亜鉛精鉱から商業的価値の高い金属を全て回収する湿式製錬プロジェクト(Proyecto Hidrometalúrgico Comibol)実施案が満場一致で承認されたと報告した。本実施案は今後、鉱業冶金省の承認を得ることとなる。
同総裁によれば、COMIBOLが8年以上にわたって実施した本件のPFS、FSの結果はポジティブとされている。また、COMIBOLの広報物によれば、建設されるプラントではMinera Colquiri社の亜鉛精鉱が処理されることが決まっており、プラントの設計処理能力も同社の生産レベルに基づき最大150t/日となっている。そして、本プロジェクトの報告書によれば、投資額は53mUS$で、年間の純利益は32mUS$、2年間で回収可能であるほか、インフラ敷設、機械の組み立て、初期テストが10か月以内に実施される予定である。
ボリビア国内の湿式製錬プロセスは、銅では既にCorocoro社で高純度銅板が製造されている。他方亜鉛では、硫黄の性質と含有量の多い鉄により湿式製錬の適用が困難とされ、精鉱が付加価値ゼロで輸出されているが、最近のCOMIBOLの研究でその問題が解決されたと報告している。


