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2021年11月5日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:憲法裁判所、COWとCCOWの保有者に契約延長の保証をしないことを決定

 2021年10月29日付け現地メディアによると、憲法裁判所の本会議は、2021年10月28日、鉱物石炭法(2020年第3号)第169A条(1)の「保証された」という言葉を撤回し、「付与できる」という言葉に変更することを決定(No.64/PUU-XVIII/2020)した。
 そのため、「第169条で言及されている鉱業事業契約(COW)および石炭鉱業事業契約(CCOW)は、次の条件を満たした後、契約及び合意の運営の継続として特別鉱業事業許可(IUPK)となるための延長許可を与えることができる。」という条文になる。条件とは次の通りである。
・延長許可をまだ受けていない契約及び協定は、国家収入の増加に努めることを考慮して、COWまたはCCOWの失効後の事業継続として、最長10年間、IUPKの形で2回延長することができる。
・第1回目の延長許可を受けた契約及び合意は、国家収入の増加に努めることを考慮して、COWまたはCCOWの第1回目の延長の満了後、業務の継続として最長10年間、IUPKの形で第2回目の延長を認めることができる。
 下院(国民協議会)のエネルギー・鉱業委員会VIIのメンバーであるMulyanto氏は、鉱物石炭法(2020年第3号)の司法審査(JR)の結果について、憲法裁判所本会議の決定No.64/PUU-XVIII/2020を遵守するよう政府に要請した。
 Mulyanto氏によれば、この決定により、国はCOWやCCOWの許可の延長を保証しないこととなった。鉱業会社は申請書を提出しなければならず、政府はIUPKの延長を許可する前に、COWまたはCCOWの保有者のパフォーマンスを厳しく評価する。つまり、COWやCCOWの延長には保証がない。そのため、COWまたはCCOWは自動更新されず、延長申請は、政府によって承認されることもあれば、却下されることもある。延長は、COWまたはCCOWの評価及び実績保有者の結果が、国や地域に対する財政的・管理的な義務(資産)の側面や、環境面、社会面などの評価価値が高い場合にのみ認められる。
 政府は、COWまたはCCOWの業績が悪ければ、許可延長申請を拒否し、この許可の延長申請が却下された場合、採掘作業地域は自動的に国に戻されて競売にかけられる。
 5年以内に契約が切れるCCOW契約は7つあり、その中の一つがPT Arutmin Indonesiaである。同社土地面積は57,107haで、契約は2020年11月1日に切れた後、延長している。

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