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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2021年11月8日 リマ 初谷和則

ペルー:Antamina銅鉱山、抗議デモ激化で操業停止を発表、その後の関係者間での協議により操業再開を模索

 現地報道によると、2021年10月24日、Ancash州Bolognesi郡のAquia農民コミュニティの地域住民は、Minera Antamina社による協定書の不履行や環境汚染などを訴えConococha-Antamina間の道路封鎖を開始した。さらに2021年10月29~30日にかけて、本鉱山の精鉱が出荷されるPunta Lobitos港の地域住民らが港の設備を襲撃し、警官や警備員に危害を加えたほか給水車への放火が行われた。
 このような状況の中、2021年10月30日にMinera Antamina社は人々の命や安全が最優先である一方、操業を続けるにあたって安全な状況が確保できないことなどを理由として操業停止を発表した。その後2021年11月1日午後にGonzalesエネルギー鉱山大臣と同社のGobitz社長による協議が実施され、さらに翌2日、エネルギー鉱山大臣や文化大臣などによる政府代表団とAquia農民コミュニティによる協議が実施された結果、道路封鎖を解除することや、近日中にMinera Antamina社を交えたハイレベル対話協議会を設置することなどが決定された。
 2021年11月3日付け現地報道によると、本ハイレベル協議会は2021年11月5日に設置され、操業再開が模索される見通しとなっている。

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