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ニュース・フラッシュ

鉱種:
リチウム
2021年11月10日 サンティアゴ 兵土大輔

アルゼンチン:仏Eramet社、Salta州リチウムプロジェクトのプラント建設を再開

 2021年11月8日付けで仏Eramet社は、Centenario-Ratones塩湖(Salta州)のリチウムプロジェクトについて、プラント建設を再開すると発表した。同プロジェクトは2020年4月、COVID-19の影響により開発を一時停止していた(2020年4月13日付 ニュース・フラッシュ:仏Eramet社、Salta州リチウムプロジェクトの停止を発表参照)。同プラント建設は2022年第1四半期に開始され、2024年初めに試運転が行われる予定である。またリチウム生産量は24千t/年(LCE換算)とされている。
 なお、同プロジェクトの権益はEramet社が50.1%、中国青山集団(Tsingshan)が49.9%をそれぞれ保有しており、Tsingshan社がプラント建設資金を調達・提供することになっている。

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