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インドネシア:PTFI、銅製錬所プロジェクトをめぐり中ENFI社と初期段階の協議に入る
2021年11月8日付け現地メディアによると、金と銅の鉱業企業PT Freeport Indonesia(PTFI)は、中ENFI Engineering社が西Papua州Fakfakで提案している銅製錬所プロジェクトについて、現在初期の段階で中ENFI Engineering社と協議している。
PFTIのコーポレート・コミュニケーション担当副社長Riza Pratama氏によれば、同社は、ENFI社との協力関係はまだなく、初期段階の話し合いであるとした。
ENFI社は、Fakfakに銅精鉱800千t/年の投入能力と、銅カソード400千t/年の生産能力を持つ製錬所の開発を計画している。このプロジェクトは、2段階に分けて開発される。
ENFI社は2021年4月、投資省(BKPM)と銅製錬所プロジェクトに関するMOUを締結した。投資省のBahlil Lahadalia大臣は4月13日、PTFIと国有鉱山持株会社MIND IDがこのプロジェクトに関与することを期待していると述べた。
Papua州のGrasberg金・銅鉱山を運営するPTFIは現在、東Java州Gresikで2.8bUS$規模の銅精錬所プロジェクトを開発中で、年間1.7百万tの銅精鉱を投入する予定である。
