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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ニッケル
2021年11月19日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:PT OSS、NPIとステンレス工場の拡張を2022年に完了

 2021年11月16日付け現地メディアによると、ニッケル銑鉄製錬所の運営者であり、ステンレス鋼メーカーであるPT Obsidian Stainless Steel(OSS)は、東南Sulawesi州Konawe県にある製錬所とステンレス鋼工場の拡張を2022年に完了する見込みである。
 PT OSSの社長Tony Zhou氏によると、PT OSSは、2022年に向けて生産能力の拡張に注力することによって、NPI(RKEF)生産ライン32基のうち20基が2021年に稼働し、残りの12基は2022年に完成する予定である。また、ステンレス鋼製造用のAOD(アルゴン酸素脱炭)炉の建設については、2021年に計画されていた6基のAOD炉のうち5基が完成し、残り1基は2022年に完成する予定である。
 PT OSSは、中国のXiamen Xiangyu Group(象屿集团)とJiangsu Delong Nickel Industry社(江苏德龙镍业有限公司)のJVである。このステンレス工場は、東南Sulawesi州Konawe県のVirtue Dragon Nickel工業団地にある。また、Jiangsu Delong社は、現地子会社のPT Virtue Dragon Nickel Industry(VDNI)を通じて、同工業団地でニッケル製錬所を運営している。
 Tony氏によると、2021年9月末時点で、PT OSSによるNPIとステンレス鋼の輸出量は880,643t、1.73US$を記録した。一方、PT VDNIは618,117t、1.21bUS$のNPI輸出量を記録した。PT VDNIの会長でもあるTony氏は、長引くパンデミックやさまざまな規制によって製錬所の生産が妨げられていることを考えれば、これはかなりの快挙だとしている。

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