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2021年11月30日 バンクーバー 佐藤佑美

加:Rio Tinto、加SK州Janice Lake銅・銀プロジェクトの権益51%を取得見込み

 加Forum Energy Metals(FEM)社の2021年11月26日付けプレスリリースによれば、Rio Tintoは、FEM社が保有する加SK州Janice Lake銅・銀プロジェクトの権益51%を取得する見込みである。2019年5月に締結されたオプション契約では、Rio Tintoが10mC$の探鉱費を拠出し、FEM社に対し490kC$の現金を支払い、さらに鉱区を保有する加Transition Metals社へ200kC$の現金を支払うことで、同プロジェクトの権益51%を取得することができるとされていた。Rio Tintoはこれまでに14mC$の探鉱費を拠出しており、2022年5月までに100kC$の現金をFEM社に対して支払えば、同プロジェクトの権益51%を取得できる。なおRio Tintoは同プロジェクトへの2022年の探鉱は計画していない。同社はこれまでに、Jansem、Janice、Kaz、Rafuseターゲットで計10,033mの試錐を実施しており、今夏のプログラムではJANL0037孔にて42.25m間で品位:Cu 0.15%、Ag 1.63g/t、Pb 0.41%(うち30.9m間でCu 0.19%、Ag 1.94g/t、Pb 0.51%)が補足された。
 なお、FEM社はポートフォリオの分散化に焦点を当てるため、2022年Q1よりSK州Wollastonウランプロジェクトの掘削を開始するとコメントしている。

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