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鉱種:
亜鉛 鉄鉱石 アルミニウム/ボーキサイト レアアース/希土類 ニッケル マンガン リチウム
2021年11月30日 ジャカルタ 白鳥智裕

インドネシア:最大21.28bUS$の投資を目標とした鉱物付加価値の増加を期待

 2021年11月25日付け記者会見で、Arifin Tasrifエネルギー鉱物資源大臣は、政府が2023年に未加工鉱物商品の輸出禁止を開始することを目指していることから、国内の鉱物製錬所産業への投資は、今後数年間で21.28bUS$に達する見込みであると述べた。以下は同大臣の発言の要約である。
・インドネシアにはニッケル、ボーキサイト、銅、金、錫などの巨大な鉱物資源があることから、鉱物の川下分野への投資にとって魅力的なターゲットになっている。
・現在インドネシアでは19の製錬所が稼働しており、そのうち13の製錬所がニッケル製錬所である。さらに17のニッケル製錬所が総投資額8bUS$をかけて建設中である。2023年までに、国内で稼働している製錬所の数は53基に達する。
・必要な電力供給量は5.6GWになることが目標であり、グリーンエネルギーでこれらの産業をどのようにサポートできるかである。優れたインフラストラクチャが必要である。
・ボーキサイト、鉄、銅、マンガン、鉛、亜鉛の製錬所も建設される予定であり、21.28bUS$相当の投資が見込まれている。2023年には精鉱輸出許可証の発行停止期限があることから、2022年には進捗を加速させたい。製錬所の準備ができていなければならない。
・インドネシアの鉱物埋蔵量は世界10大国の一つであることから、インドネシアは鉱業投資にとって魅力的な場所である。
・米国地質調査所(USGS)によると、インドネシアのニッケル埋蔵量は世界第1位で、世界のニッケル埋蔵量の23%、生産量は世界第1位である。また、ボーキサイトは埋蔵量、生産量ともに世界第6位である。銅の埋蔵量は世界第7位、生産量は世界第12位。金は埋蔵量で5位、生産量で6位。また、インドネシアは錫の埋蔵量で世界の17%、2位を占め、生産量も2位。
・これらの商品に加えて、大きな可能性を秘めているものの、インドネシアにはまだ分離・精製する技術がないために生産できないレアアースやリチウムがある。

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