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豪:New Crest社、WA州Paterson地域Wilki金プロジェクトにおけるAntipa社とのファームイン契約をStage 1段階へと前進、51%の権益保有率に
2021年11月24日付けのメディアによると、豪Newcrest Mining社は、WA州Paterson地域Wilki金プロジェクトにおける豪Antipa Minerals社とのファームイン契約を次段階のStage 1に進めることを明らかにした。同プロジェクトは、Newcrest社のTelfer金鉱山とHavieron金・銅プロジェクトに隣接しており、Chicken Ranch、Tim’s Domeの2鉱床において、JORC規定に準拠する資源量はそれぞれ0.8百万t(品位:AU 1.6g/t)、1.8百万t(品位:Au 1.1g/t)であるとされている。両社は、2020年2月に同プロジェクトにおいてファームイン契約を締結しており、Newcrest社は同契約に基づき、同契約締結後の2年間は権益保有率0%で6mA$の探鉱費用を負担し、その後のStage 1においては10mA$の探鉱費用を2025年3月までに負担することで51%の権益を取得、Stage 2においては44mA$の探鉱費用を2028年3月までに負担することで、権益保有率を75%に拡大するとされている。一方、Antipa社は、同プロジェクトにおいては現在、行われる作業プログラムが完了する2022年1~3月四半期までは引き続きオペレーターとなることとしてNewcrest社と合意しているとしている。
