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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト
2021年12月6日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:国有企業EGC社、2022年早々の零細採掘コバルトの購入を目指す

 2021年12月2日付けメディアによると、DRコンゴの零細採掘からのコバルトの購入、加工、販売を行う国有企業General Enterprise of Cobalt(EGC)社は、2022年1月下旬のコバルト買い取り開始を目指すと述べている。これは同社CEOのJean-Dominique Takis氏の発言であり、2022年は水酸化コバルト10千tの購入を目標としている。長期的には年間25千tの水酸化コバルトの購入を想定している。
 同社は2021年3月に正式に設立されたが、コバルトの購入先として予定していた中小鉱山Kasulo鉱山(Lualaba州)からの鉱石引取りを巡り、中Huayou Cobalt社の子会社CDM社との交渉が難航している。また、Takis氏は、この交渉を続けながらも、他の購入先についても検討をしているとも話している。

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