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ニュース・フラッシュ

鉱種:
その他 リチウム
2021年12月24日 北京 塚田裕之

中国:2025年の新エネルギー車普及率20%達成目標、電池市場も中国企業が席捲

 2021年12月21日付け現地報道は、2021年の中国の自動車市場について以下のとおりまとめている。
 中国自動車協会の最新データによると、中国の新エネルギー車の生産・販売台数は2021年11月、再び単月販売台数の最高値を更新し、いずれも45万台を超えた。新エネルギー車の新車市場での普及率は17.8%、乗用車市場における普及率は19.5%に達した。2021年1~11月の中国の新エネルギー車の生産台数および販売台数は、それぞれ302.3万台および299.0万台に達した。中国自動車協会等複数関係機関や専門家の予測によると、2021年の新エネルギー車生産台数および販売台数は、330~350万台の見込みである。「新車における新エネルギー車普及率を2025年に20%達成」も業界内で広く認知されている。
 韓国の市場調査機関が発表したデータによると、2021年1~10月、世界の駆動用電池搭載量上位10社のうち、中国から、寧徳時代新能源科技(以下、CATL)、比亜迪股份有限公司(以下、BYD)、中航リチウム電科技股份有限公司(以下、中航リチウム電)、国軒高科股份有限公司(以下、国軒高科)、遠景動力技術有限公司(AESC)、蜂巣能源科技有限公司(以下、蜂巣能源)の6社がランクインした。これら6社は海外市場の47%を占めている。
 蜂巣能源は、世界市場の25%を独占することを目標とし、稼働率75%の生産能力で計算すると、2025年の生産能力目標は600GWhである。
 孚能科技股份有限公司も100GWhの生産能力拡張計画を発表している。
 CATLは、2025年の生産能力が670GWhを上回る可能性がある。生産能力増強を計画している地域は、福建省寧徳、四川省、青海省、広東省、江西省、上海である。
 BYDも、広東、青海、重慶、湖南、西安、貴州、江蘇、湖北、浙江などの省区における2025年の生産能力が600GWhを上回る可能性がある。
 その他、中航リチウム電池は2025年に500GWh、恵州億緯リチウム能股份有限公司は2023年に200GWh、国軒高科は2025年に300GWh、力神電池股彬有限公司は2025年に100GWhの生産能力拡張を計画している。
 以上を踏まえると、2025年までに中国国内のリチウム電池企業の計画生産能力は3TWhを上回る見込みである。

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