ペルー：Minera Antamina社、国税庁（SUNAT）に対し追徴課税分800mPENを支払い

　2021年12月30日付け現地紙によると、国税庁（SUNAT）がMinera Antamina社の2013～2015年度の納税状況について実施した監査の結果発生した追徴課税に関し、同社は800mPEN（ソーレス）の支払いを実行した。
　2015年まで有効だった同社とペルー政府間の税安定契約では、減価償却に関する規定が存在していたが、SUNATは監査時に、同社が本規定に基づいて実施した2013～2015年の加速減価償却に対する指摘を行い、追徴課税を課した模様となっている。
　同社は本決定への不服申し立てを行う方針である一方、SUNATや租税裁判所、司法における手続きや審査期間中に利息が増大することを回避するため800mPENの支払いを実施したほか、本金額に含まれる罰則や利息には60％の割引が適用された。