ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- リチウム
ボリビア:Uyuni塩湖周辺の11市、リチウム開発に向け協力組織を結成
2021年12月21日付け現地紙によると、2021年12月22日、Uyuni塩湖のリチウムに関心のある企業とのマッチングを目的として、Potosí県内の11の市(Uyuni、Colcha K、Tahua、Porco、Tomave、Llica、San Pedro de Quemes、San Antonio de Esmoruco、San Pablo de Lípez、San Agustín、Mojinete)で構成される「リチウム地方自治体間協力組織(Mancomunidad del Litio)」が発足することで一致した。
Uyuni市のLópez市長は、リチウムの所有者である我々にとって、リチウムを採取する企業、業界や国の中でどこが最良の選択肢を提供できるのかを知るために、この組織を結成したと述べた。また、県知事や大統領の権限を尊重するが、我々には国際的な産業を知る権利があり、リチウムのポテンシャルについて正確な知識を基にした意見を持つことが目標であるし、さらに、同組織は、我々(11市市民)を尊重せず、自らがリチウムの所有者だと主張するPotosí市民委員会(Comcipo)に対抗するものであると説明した。
さらに、2021年11月、Uyuni市長、Colcha K市長、Tahua市長は議員らとともに、リチウム関連企業である独Liverde社の招待でドイツを訪れ、プラントと研究所(各1か所)を訪問した。それに関連しUyuni市のLópez市長は、正式な招待状はまだ来ていないものの2022年に中国、日本、米国から招待を受けており、3か国訪問の承認待ちであると述べた。
