ペルー：Las Bambas銅鉱山、操業再開

　2022年1月3日付けMMG Las Bambas社の発表や現地報道によると、2021年12月30日に政府が主催した協議会において、Cusco州Chumbivilcas郡の大部分のコミュニティが南部鉱物輸送道の封鎖解除を継続することに合意したことを受けて（2022年1月5日付 ニュース・フラッシュ：Las Bambas銅鉱山コミュニティ、南部鉱物輸送道の封鎖解除継続で合意参照）、Las Bambas銅鉱山（Apurimac州）は2021年12月31日に操業を再開し、2022年1月3日に選鉱プラントはフル操業を再開した。また同月4日には南部鉱物輸送道における精鉱輸送を再開し、同月7日にはロジスティクスについても100％の運行状況となる見通しとなっている。
　その一方で、Chumbivilcas郡内のCcapacmarcaコミュニティは2021年12月30日の合意に署名しておらず、2022年1月6日に実施されるコミュニティ内の会議で道路封鎖再開の可能性を含めた今後の方針を決める旨明らかにするなど、予断を許さない状況となっている。