ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- 金
PNG:St Barbara社、Simberi金鉱山において廃滓パイプラインの修理が完了し近日中に採掘を再開へ
2022年1月4日付けの地元メディアによると、豪St Barbara社は、同社がPNGで操業するSimberi金鉱山において、廃滓を深海に廃棄する(Deep Sea Tailings Displacement:DSTD)ためのパイプラインの修理が完了し、2022年1月10日の週にも採掘を再開させる予定であることを明らかにした。同社は同鉱山において、2021年5月下旬に従業員の死亡事故が発生したことを理由に採掘を一時停止して以降、同年6月に廃滓パイプラインに不具合が生じたことも重なり採掘の再開を見送っていた。同鉱山の2020/21年度における生産予測量は80~90千oz/年と予測されていたが、同社は2021年6月にこの予測を採掘の一時停止などを理由に撤回した。一方、同社は同鉱山の2021/22年度における生産に関しては、2022年1月に同年度で初の生産が行われ、年間で60~70千ozの生産量となると予測している。
