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ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト コバルト タングステン レアアース/希土類 ニッケル モリブデン リチウム
2022年1月13日 北京 塚田裕之

中国:中国工業・情報化部、「第14次5か年期間における原材料工業発展計画」を公表(続報)

 2021年12月29日、中国工業・情報化部は、先に発表した「第14次5か年計画における原材料工業発展計画」(2022年1月12日付 ニュース・フラッシュ:工業・情報化部、レアアースの探査権及び採掘権を開放参照。以下、「計画」)について、詳細を公表した。本計画は、工業・情報化部が、定められた期間中にレアアースの探査権及び採掘権を適度に秩序ある形で開放するとしたもので、埋蔵量の把握を目的としている。また、レアアースやタングステンの採掘・製錬分離に係る割当管理を最適化するものである。
 また、本計画では、科学的かつ合理的な方法でレアアースの二次資源回収メカニズムを確立し、尾鉱や随伴共生資源の総合的利用を促進する。レアアース関連企業は海外での開発を支援し、企業や大学等が海外の新材料メーカーや技術研究開発機構と協力し、レアアース産業の国際的水準を高める。特に技術開発分野において、機械掘削及び連続採掘、イオン吸着型レアアース鉱山の効率的な開発、レアアース鉱床の随伴共生資源及び塩湖のリチウム資源の効率的な回収等、新技術開発を推進する。
 具体的な研究開発分野としては、大型飛行機、航空用エンジン、集積回路、情報通信、バイオ産業及びエネルギー産業などにおいて、高温合金、飛行用軽合金材料、超高純度希土類金属及び化合物、高性能特種鋼、分解可能バイオ材料、特種塗膜、フォトレジスト、ターゲット材料、研磨液、工業ガス、生体模擬合成ゴム、人工結晶体、高性能機能ガラス、最先端セラミック材料、特種分離膜及び高性能希土類磁石、触媒、光機能、水素吸蔵合金といった、一連の希土類の応用分野に対する研究開発を行う。
 また、資源供給源の多角化を目指し、「都市鉱山」資源を開発し、鉄鋼スクラップ、再生アルミ、銅、リチウム、ニッケル、コバルト、タングステン、モリブデン等の大規模な回収設備及び集積地の設置を支援する。再生金属の回収や解体、加工、分類、配送の開発を一体化して推進する、としている。

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