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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年1月14日 ヨハネスブルグ 原田武

DRコンゴ:Kamoa-Kakula銅鉱山、2022年の生産見通しを銅量290~340千tと設定

 2022年1月10日付け加Ivanhoe Mines社の発表によると、同社は、DRコンゴにて操業するKamoa-Kakula銅鉱山の2022年の年産見通しを銅量290~340千tと設定した。同鉱山は2021年に操業を開始して年産銅量106千tの実績を上げ、2021年の見通しとしていた92.5~100千tを上回った。現在、選鉱プラントPhase 2拡張の工事は80%が完了しており、2022年の第2四半期には操業を開始する予定。同社会長のRobert Friedland氏は、「Phase 2は予定よりも大幅に進んでおり、第2四半期の早い段階から年産銅量400千t規模に倍増され、世界ランク10位以内の生産規模に達する。」と順調な進捗をアピールした。
 また、「Kamoa-Kakula銅鉱山は、Copperbelt南西延長における最初の発見の始まりに過ぎない。有望な地域のポテンシャルを引き出すために、2022年は、Western Foreland探鉱ライセンス(Kamoa-Kakulaの隣接鉱区)にて大規模な掘削キャンペーンを実施する。」とも語った。

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