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インドネシア:PT Antam、PT DPMの株式売却代金が未だ未回収
2022年1月7日付け現地メディアによると、金属鉱山会社PT Bumi Resources Minerals(BRMS
)は、PT Dairi Prima Mineral(DPM)の20%株式取得のための33.85mUS$をPT Antamに未だ支払うことができていない模様。PT BRMSは資金を確保できないため、2020年9月に返済期限を迎えていたが、いまだ、PT Antamに支払い延長を要請している。
PT BRMSは2018年9月にPT AntamからDPMの20%の株式を取得した。
PT DPMは、北SumatraのAnjing Hitamプロスペクトで、年間百万tの鉱石を処理できる設備を備えた地下鉱山を開発し、最大で年間225千tの硫化亜鉛と105千tの硫化鉛の高品位精鉱を生産する計画である。しかし、総投資額350mUS$のプロジェクトにおいて、280mUS$の資金を確保できないままとなっている。
PT BRMSはPT DPMの49%の株式を保有しており、51%は中国有色金属建设股份有限公司(NFC)が保有している。
