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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ネオジム プラセオジム レアアース/希土類
2022年1月19日 北京 塚田裕之

中国:米Apple社、華宏科技の子会社鑫泰科技とレアアース酸化物の長期供給契約を締結

 2022年1月14日付け報道によると、米Apple社の正規代理店である贛州科力希土類新材料有限公司は、華宏科技股份有限公司の子会社である鑫泰科技股份有限公司(以下、鑫泰科技)とレアアース酸化物の長期供給契約を締結した。
 この契約は、2022年1~12月の12か月間、鑫泰科技は贛州科力に対し、100%リサイクル原料で生産された、米Apple社の指定会社が認証した製品を提供するものである。供給するのは酸化プラセオジム・ネオジム製品であり、発注量は50t/月である。両社はスポットで取引を行い、具体的な取引価格は現物取引価格とする。今回の契約は、鑫泰科技のレアアース利用分野における実力及び業界内シェアを高めるほか、米Apple社の成長にも資するとされている。米Apple社のハードウエア製品には、タブレット等のスクリーン、マナーモードモーター、マイク、スピーカー、カメラ、バッテリーなどの部品にレアアース機能材が欠かせないとされている。
 なお、直近の酸化プラセオジム・ネオジム価格は約910,000元/t(対前年比116.15%上昇)、プラセオジム・ネオジム金属価格は約1,120,000元/t(同133.33%上昇)、酸化プラセオジム及び酸化ネオジムの価格はそれぞれ約950,000元/t(同156.77%上昇)、1,010,000元/t(同94.23%上昇)であった。2021年の上昇基調から、2022年はハイテク産業急成長の下でレアアース価格が再び高値となる可能性がある。

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