ペルー：Apurimac州Cotabambas郡Chuallhuahuacho区、Las Bambas銅鉱山従業員の50％を区民とすることなど提案

　2022年1月17日付け現地報道によると、2022年1月14日、Apurimac州Cotabambas郡Challhuahuacho区にて、本地区と中央政府、Minera Las Bambas社の代表者らによる協議会が実施され、主に地域雇用についての話し合いが行われた。
　本協議会では、労働雇用促進省がMinera Las Bambas社に対し、同社の地域雇用に関する情報を要請することや、労働雇用促進省と生産省が共同でChallhuahuacho区民に対し様々な分野の職業訓練を実施すること、またLas Bambas銅鉱山従業員の50％を同区民とし将来的にその割合を増加していくことなどをはじめ、合計10項目の提案がとりまとめられた。また次回の協議会は、2022年2月16日に実施することも定められた。
　Challhuahuacho区は、これら10項目を記した議事録作成により、当面南部鉱物輸送道の封鎖は行わない旨表明した模様である。