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ニュース・フラッシュ

鉱種:
2022年1月24日 バンクーバー 佐藤佑美

米:加Capstone Copper社、BHPと米AZ州Pinto Valley鉱山近隣での探鉱契約を締結

 加Capstone Copper社は、2022年1月20日付けプレスリリースによれば、米AZ州Pinto Valley銅鉱山から10km東に位置するBHPのCopper Citiesプロジェクトにおいて、試錐および冶金試験を実施する18か月間の契約を締結した。Copper Citiesプロジェクトは、朝鮮戦争に向けた銅生産増の国家的取り組みの一環として、1950年代に露天掘り鉱山として開発されたが、その後、生産事業は1980年代に停止した。米地質調査所(USGS)の記録によれば、68.7百万t(品位:Cu 0.66%)の銅鉱石が処理されたという。
 Capstone Copper社はPinto Valley銅鉱山において、三菱商事株式会社やBHP、Freeport-McMoRan等が出資する米Jetti Resources社による協力の下、低品位一次硫化銅鉱から効率的に銅を浸出・回収することを目的とした試験を実施している。

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