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インドネシア:PT Antam、2021年のフェロニッケル鉱石生産量は横ばい、ニッケル鉱石生産量は急増
2022年1月21日付け現地メディアによると、PT Antamは同日、2021年の未監査のフェロニッケル生産量は25,818t(Ni純分、以下tNi)で、2020年の未監査の生産量は25,970tNiであったと発表した。2021年の販売量は25,992tNiとなり、前年の26,163tNiに比べ減少した。
PT Antamは、北Maluku州にある年間生産能力13,500tNiの新しいフェロニッケル製錬所プロジェクトを2022年中に完成させる計画である。
同社の2022年のニッケル鉱石生産量(未監査)は、2021年の4.76百万tから131%増の11.01百万tに急増した。このニッケル鉱石は、同社の製錬所の原料として使用され、インドネシア国内の顧客に対して販売された。
同社によると、2021年のニッケル販売量(未監査)は7.64百万wmtに達し、2020年の3.30百万wmtから132%の急増となった。同社によれば、国内の製錬業界の成長に伴い、2021年に同社は国内のニッケル鉱石市場の開拓に注力したとしている。
