閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石 その他
2022年1月31日 シドニー Whatmore康子

豪:BHP、COVID-19蔓延防止の緩和による感染者の増加により、WA州の鉄鉱石事業やQLD州の石炭事業において人手不足などの影響が続く恐れ

 2022年1月19日付けの地元メディアによると、BHPは、豪州の各州で進められているCOVID-19蔓延防止の制限の緩和が、同社の鉱山や炭鉱の人手不足を継続させる恐れがあると懸念している。同社は、このほど発表した2021年下半期の業績報告において、WA州ではCOVID-19が再び流行し始めていることから、今後、人的移動などの制限緩和が実施されれば、同社の鉄鉱石鉱山における操業に短期的な障害が生じる恐れがあるとしている。一方、WA州政府はこの規制緩和を、同報告が発表された時点では2022年2月5日から開始するとしていたが、2022年1月20日には、豪州で現在流行しているCOVID-19オミクロン株の及ぼす影響が不確かであることを理由に延期すると発表した。また、同社は、QLD州ではWA州で予定されているのと同様の制限緩和が既に実施されていることを背景に、同社の炭鉱ではCOVID-19感染に関連した欠勤が増加しており、この状況が2022年を通して続くと予測しており、これらの欠勤による人手不足や降雨などを理由に、2021/22年度における原料炭の生産量予測を39~44百万t/年から38~41百万t/年に下方修正した。一方、同社はWA州の2021年下半期における鉄鉱石事業に関しては、生産量が127.3百万tと前年同期比1%増となり、出荷平均価格が113.54US$/t(FOB)と前年比9%増となったとしている。

ページトップへ