ニュース・フラッシュ
- 鉱種:
- その他
豪:Fortescue Metals社、WA州におけるCOVID-19蔓延防止の制限に対して「鉱山における人手不足の悪化を避けるためにも明確な計画を」とコメント
2022年1月25日付けの地元メディアによると、豪Fortescue Metals社は、WA州でCOVID-19蔓延防止のために設けられている人的移動などに対する制限に関して、「明確な計画を望む」とコメントした。WA州政府は2021年12月、同州への入境者に対する一定期間の隔離義務付けなどの制限を2022年2月5日から緩和すると発表していたが、2022年1月20日には、現在、豪州でも流行しているCOVID-19オミクロン株の及ぼす影響が不確かであるとして、これらの制限の緩和を延期すると発表した。同社のElizabeth Gaines CEOはこの発表に対し「失望している」と述べ、制限緩和の遅れによって、同州の資源産業が引き続き、深刻な人手不足に悩むことになるだろうとコメントした。同社は、3.5bUS$を投じて進めているWA州Iron Bridge磁鉄鉱プロジェクトが建設のピーク時を迎えてより多くの人材を必要としている。同CEOは同プロジェクトに関し。「我が社は、特殊技能を保持する人材の確保に焦点を当てており、2月5日からはWA州の州境が開放されると期待していた。現在は、プロジェクトの継続的な進捗のために必要とされる人材が確実に確保できるよう、同政府と協力し合っている。」と述べた。
