閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ニッケル
2022年2月1日 シドニー Whatmore康子

豪:Wyloo Metals社がWestern Areas社の持ち株比率を9.1%に増加、IGO社の買収提案に影響か

 2022年1月26日付けの地元メディアによると、豪Wyloo Metals社が、WA州でForrestaniaやOdysseusなどのニッケル鉱山で操業及び開発を行う豪Western Areas社の株式を総額31.5mA$で新たに取得したことによって、同社の持ち株比率を増加したことが明らかになった。Wyloo社は、豪州の鉄鉱石大手Fortescue Metals社のAndrew Forrest会長が所有する非上場企業で、豪州での探鉱を行うほか、国内外の鉱業企業への投資も行っており、2021年12月にはカナダでニッケルやコバルトなどの探鉱を行う加Noront Resources社を完全買収することで同社と合意している。一方、Western Areas社は、WA州でNovaニッケル・銅・コバルト鉱山の操業などを行う豪IGO社による総額1.096bA$の完全買収提案に2021年12月に合意したが、今回Wyloo社がWestern Areas社の株式取得において支払った額は1株当たり平均3.43A$と、IGO社による買収提示額の3.36A$/株より高額であることや、Wyloo社によるWestern Areas社の持ち株比率が今回の株式取得によって6.29%から9.14%に増えたことから、IGO社の買収提案がWestern Areas社の株主投票において、同案の実施に最低限必要とされる75%の賛成票を得ることが出来ないのではと同メディアは予測している。

ページトップへ