南ア：PGM生産者Implats社、2021年12月末締め上半期実績報告において前年同期比生産減を発表

　2022年2月1日付け、南アPGM生産者Impala Platinum（Implats）社は、2021/2022年度上半期（2021年6～12月末）の実績報告の中で、鉱石生産実績は1,616千6Eoz（前年同期比4％減）であったとした。安全面での停止措置が長期化したこと、Impala Rustenburg PGM鉱山における労働争議や電力供給停止といった問題が、上半期の生産に影響を与えた。販売量も、精錬生産量が減少したことに伴い、1,550千6Eoz（前年同期比5％減）であった。また、2022年度第3四半期（2022年1～3月）において、Rustenburg炉の補修が計画されているが、点検の結果、想定よりも消耗が進んだ部分については一部再構築の必要が生じたため、メンテナンスの工期は約4か月に伸びる。下半期の精錬生産量への影響については、3月に行われる上半期の決算発表時に説明がなされる。