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2022年2月4日 シドニー Whatmore康子

豪:WA州政府がCOVID-19蔓延防止の規制を改訂、資源産業は「より明確化された」と歓迎

 2022年1月29日付けの地元メディアによると、WA州政府は、同州におけるCOVID-19蔓延防止の規制をこのほど改訂したと発表した。同政府はこの改訂において、「COVID-19感染者との濃厚接触者」に関する定義を定めたほか、鉱山作業員など、同政府が重要労働者に定義する者に対しては、濃厚接触者と認められた場合もCOVID-19の症状がなければ、抗原検査を毎日行うことを条件に、隔離を受ける必要はないとしている。WA州鉱物エネルギー会議所(CMEWA)やBHPは今回のこの改訂に関し、「COVID-19蔓延防止の規則がより明確化された。」として、歓迎の意を表した。同政府は2022年1月20日、感染力が非常に高いとされるCOVID-19オミクロン株の感染者が豪州で急増しており、同株の及ぼす影響が不確かであることを理由に、同年2月5日に予定していたCOVID-19蔓延防止の制限の緩和を延期しており、豪Fortescue Metals社はこの延期に関して、「制限緩和の遅れは資源産業の人手不足を更に悪化させる。」として、これらの制限に関する明確な計画を望むとコメントしていた。

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